(株)巧光建設
卓越した技術力と新時代を牽引する提案力。
フレキシブルで比類ない家づくりがここに

小石 雅之氏

(株)巧光建設

住所
山梨県北杜市長坂町長坂上条891-2

半世紀に渡り、お客様の声に耳を傾け、その声を反映し実現してきた実績と快適な暮らしを送るために必要な技術力。そして、柔軟な発想力で世代を超え支持されている「巧光建設」は、あらゆる側面を追求し、常に挑戦し続ける探求心と少年のような冒険心を持ち合わせ、多くのお客様の心を掴みます。

守るものと変えるべきもの

御社のコンセプトをお聞かせください。また施工までの流れはどのように進行していくのかも教えていただけますか。

北杜市を中心に、これまで「お客様が、安全に安心して健康に暮らせる木造注文住宅」を追い求めてきました。その中でも多様なニーズに対応し、快適な住空間と時代にあったプランを提供し続けることが我が社のテーマです。住宅建築は時代とともに技術、性能、デザインと絶え間なく変化していきますが、快適な暮らしを送りたいという本質は変わりません。お客様のニーズに柔軟に対応して、希望をカタチにし、住みやすく快適な住空間を提案し続けるとともに、お客様に信頼され必要とされる企業であり続けたいと考えています。
そのため施工までには、長い時間を要しヒアリングを行います。もし土地がないようでしたら、土地からお探しいたします。そのような問題をひとつずつ解決しながら、3Dのキャドも使ってプランを一緒に考え作り込んでいく流れになっております。

多様性をもたらし、家の概念を打ち破った柔軟な空間づくり

御社が特化していることを教えてください。

 昭和46年創立時から50年間、建築に携わってきています。ときには、大手さんの仕事、その中でも非常に厳しい仕事を長年に渡ってやらせていただいているので、技術力には自信があります。
 また、設計士さんと組んでいるのでバリエーション豊かな提案ができることも魅力です。設計士さんからの施工依頼も多く、描いた設計をカタチにすることが弊社の役割で、技術力を磨いてきた分、難しい工法にも応えることができます。この地域の方は、設計士さんにお願いするケースが少なくありません。別荘を建築される方もいるため、一般的じゃないデザイン性に優れた建物を希望される方も多く、特殊住宅に対してもしっかり応えてくれると評判をいただいております。技術的にもデザイン性にも卓越した家づくりができると自負しています。

住み手と巧光建設の感性を包み込み、その場所に調和させる

地域柄、お客様はどのような方が多いのでしょうか。また周辺を活かした家づくりのアイディア等を教えてください。

北杜市という場所柄、お客様は、東京・神奈川などから移住される方をはじめ、二拠点生活を実践したい方、移住前のステップアップとして希望される方が多く、子育て世代のご家族もいれば、年配のご夫婦2人だけの場合など様々です。例えば、親御さんは東京・神奈川に住んでいるけれど、自分達は自然に囲まれた場所で暮らしたい方にとって、北杜市は都心からのアクセスが良く、なにかあってもすぐ帰れる距離感も非常に良いエリアで、まさにこの土地ならではのお客様層だと思います。 
 このエリアに住みたい方は共通して、自然の豊かさに魅了されて、自分らしくありのままのライフスタイルを送りたいという方が多いので、モダンやアーバン風な建物にし過ぎるのは良くないと感じていて、色味や外観も含めて地域に合った提案をするように心がけています。家は完成してお引き渡ししますが、外構(エクステリア、外壁、門など)はあまり作らず、庭などご自身でDIYしたり、花を植えたりできる家が人気です。都心に住んでいる方にとって、マンションにはない庭いじりや手作りの醍醐味をこの場所でなら堪能できると楽しんでいられます。ただし、希望だけを聞いてカタチにするのではなく、環境面も踏まえ経験に基づいたリードした提案が必要だと感じます。特に、北杜市は寒冷地なので、断熱関係は重要です。対策として、モデルハウスを標準に、断熱、サッシ(ダブル・トリプル)、UA値0.6の1つ上のG2グレードを基準に、断熱性能が良く、健康に良い家づくりを基本にしています。

次代へリンクさせるサブカルチャー的な存在へ

家づくり以外にも相談されることが多かったり、SNSで暮らしの情報を発信している理由を教えていただけますか。

移住して周りに知り合いがいない不安な気持ちやご近所のこと、自治会、行政のことなど、弊社に相談される方が多いです。美味しいお店はもちろん、遊べる場所、楽しめるスポット、イベント情報をはじめ、バス停やオンデマンドバスの運行状況、スクールバスのエリアなど暮らしの中で必要なことを聞かれますので、私たちの知っている範囲でお客様にお伝えしています。実は、弊社のスタッフも8割が移住者なんです。だから移住者の気持ちがわかるため、知っている情報は、SNSでも発信するようにしているんです。SNSの担当者もこの地で子育てをしてきたので経験上感じたことや、スタッフそれぞれが得た情報などを、少しでも知ってほしいと思っています。それは、お客様はもちろん、より多くの方に北杜市の魅力を伝えて、この場所で暮らしていただきたいと思っているからです。

景色さえ引き立てる巧光建設が創り出す風景

現状維持という思想はないとお聞きしました。今後の展開や新しい挑戦を教えてください。

2つの新事業に取り組んでいます。ひとつは、七保さんに声をかけていただいたパネル工法の住宅です。もうひとつは、地元出身で現在逗子に住んでいる設計士の先生と一緒に、小さな村(ビレッジ)を作ろうと動き出しています。このプロジェクトは、設計士の先生が描いた家を5棟だけ建てるんです。そこには、巨石もそのままにした手を加えない自然があり、庭や畑、駐車場もシェアしたコミュニティを生み出す予定でいます。子育て世代でも年配のご夫婦でも異世代のみなさんが、忘れかけていた古き良きご近所さんとのお付き合いができるような村にしたいと。昔は近所の人が子どもの面倒をみることもあったと思いますが、あの頃のように外で遊んでいても心配なく、おじいさん、おばあさんが子どもたちを温かく見守るような、そんな場所にしたいと思っています。
 場所は、八ヶ岳、甲斐駒が見える白州です。そこで農業をしてもいいですし、1つ店舗にしますので、カフェでもシェアキッチンでも自由に使うことができ、この村の中で1つのことが完結できるようにして、自然と隣り合わせの暮らしを実現させます。まだまだ時間を費やすプロジェクトになると思いますが、成功したら、さらにブラッシュアップしたプロジェクトを続けて、新しいライフスタイルを提案できるよう常に挑戦し、弊社はアップデートし続けます。
この地域は、いろいろな可能性を秘めている場所です。他社と同じことをしていても競合他社になってしまうので、少し尖ったこと、おもしろいこと、楽しいことで独自の色を出しつつ、お客様にとって優しい家と住まれる方のライフスタイルを守っていくことを続けていきたいと思います。そして、北杜市の街づくりにも携わって、この地域の良さを全国へ発信していきたいですね。

山梨で工務店探し・家づくりをお考えなら
お気軽にナナマチにお問い合わせください

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